インフォグラフィック:Business Intelligence Consumerization
設問は3つ:
設問1:今後1年のBIにおける優先事項のトップ3は?
最も回答が多かった事項は、63%の回答者が上げた「パフォーマンスダッシュボードとビジュアライゼーション」でした。エンドユーザーが従来型のBIが提供するような表やテキストがメインのレポートではなく、視認性の高い形でデータを見たいというニーズの現れでしょう。また、「アジャイルなBIとユーザーによるセルフサービス」(39%)という回答もあり、情報システム部門に依存するBIではなく、ユーザー自身が活用・応用できるBIが望まれていることがうかがえます。コンシューマー向けのサービスはその性質からしてセルフサービスを前提としているものが多く、このようなサービスを利用することに慣れ親しんできたユーザーがBIにおいても自分自身で直接システムを操作して必要な情報を取得したいというニーズが高まっていると考えられるのではないでしょうか。
設問2:BIにおける課題のトップ3は?
トップの回答は「データ完全性(Data Integrity)」でした。この他にも「データガバナンス」や「データ取得」などの回答もあり、利用できるデータの量が爆発的に増えている今、データの品質を落とさないことがより大きな課題になっているのではないでしょうか。また、「ユーザー要件のバランスを取る」「組織内での活用促進」「スケーラブルなアクセス」と、BIが経営層だけでなく、より幅広いユーザー層に提供されている傾向をうかがわせる回答もありました。設問3:ダッシュボードやデータビジュアライゼーションソリューションにおける各機能の重要性は?
この設問は、ダッシュボードやデータビジュアライゼーションのいくつかの機能に対して、「非常に重要」「ある程度重要」「あまり重要ではない」という3段階の評価を回答してもらうものでした。非常に重要とされる機能は、「複数のデータソースに接続し、統合する」「アドホックな分析」(共に68%)と、ユーザーがさまざまなデータを自由に分析したいというニーズが現れています。これもまたコンシューマライゼーションの流れではないでしょうか。また、「リアルタイム、あるいはほぼリアルタイムでデータを表示」(40%)や「モバイル端末のサポート」(38%)と、もう日次や週次のレポートではニーズが満たされないことが見て取れます。詳細はこちら:
インフォグラフィック:Business Intelligence Consumerization
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