2013年5月30日木曜日

4タイプのBIツール

「BIツールに対して何を求めますか?」といっても、それは聞く相手の役割やその時々の関心事によって回答はさまざまでしょう。BIプロジェクトの立ち上げ、あるいはツール選定を行うにあたって、まずどのようなBIツールが存在しているかを知り、それぞれの特徴を理解することが重要です。

TechTarget Japanに掲載されているアイエイエフコンサルティングの平井明夫氏の記事「読めば分かる! BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの種類と必要な機能」は、BIツールを4タイプに分類し、それぞれの特徴と役割をわかりやすくまとめているので大変参考になります。詳しくは平井氏の記事を読んでいただければ良いので、ここではDomoがこの4種類のツールのどの部分に当たるか、そしてなぜDomoが有効なのかについて述べたいと思います。

2013年5月23日木曜日

スプレッドシートの88%は間違っている

「マイクロソフトのエクセルに代表される表計算ソフトは、かつて会計士や統計学者にしかできなかったような複雑な計算を誰にでも簡単に行えるようにしてくれた。ただし、その副産物として間違った計算・算数が世の中にはびこってしまった。」
と語るのはハワイ大学のRay Panko教授。過去に実施された複数の調査結果を2008年に分析したことによってこの驚くべき結論に至りました。

この事態は家計簿の計算間違いや中小企業の誤った財務諸表にとどまらず、大企業の事業計画や大規模な学術調査などにおいても現実に発生しているケースもあるようです。いくつかの調査で企業のスプレッドシートへの依存が非常に高いことがわかっています:

2013年5月20日月曜日

ガートナーBIサミット2013から得た5つのポイント

2013年3月にテキサス州・グレープヴァインでGartner BI Summitが開催されました。Domoもこのイベントに参加していましたが、Director of Product ManagementのGary Gibbが今年のSummitで強く感じた5つのポイントについてDomoのオフィシャルブログに記事を投稿しましたのでその内容を紹介します。

  1. 過去の常識は現在の情報環境に当てはまらない
  2. 企業が持っているデータが最も強力な差別化要因
  3. モバイルBIが重要
  4. 新しいデータの活用方法を模索するべき
  5. 情報と分析力が業績向上の源泉になる
それではそれぞれを詳しく見て行きましょう:


データドリブンビジネスって?

最近のバズワードである「ビッグデータ」の本質にあるのが「データドリブンビジネス」ではないかと思います。ビッグデータを活用することでデータに基づいた意思決定を行い、業績を向上させる。 データドリブンビジネスを行うために企業はさまざまな施策を実施しています。膨大な量のデータを収集...