DomoのJeff Burtenshawは、ブログでBIにおける新年の抱負を4つ提案しています。健康やお金と違い、その気になれば結構無理なく実現できることばかりなので皆様も是非採用してください。
1.リアルタイムでデータを得る
今の時代に月次や週次のデータに基づいて経営しているようでは、リカバリーができない機会損失が発生してしまいます。日々の経営判断、意思決定に必要なすべてのデータがリアルタイムで取得できていなければ、BIの価値を享受できていないということになります。
2.モバイルからデータをアクセスする
今やほぼすべての情報がスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでアクセスできるようになっています。Facebookやツイッターで友達がランチに何を食べたかが瞬時にわかる時代に、ビジネス情報が同じ感覚で得られないはずはありません。3.もうスプレッドシートには頼らない
データを視覚化するためのツールはたくさんありますが、良いツールはそう簡単には見つかりません。多くの場合、エクセルなどのスプレッドシート(=表計算ソフト)が妥協として採用され、時間が経つとなぜか「妥協」だったはずがなぜか「最適解」であるという錯覚に陥ってしまっています。ダッシュボードの構築は専門家の領域と思われがちですが、Domoのようにビジネスユーザーが自ら使いこなせるものもあるので、今年こそ本当の最適解を見つけることを目指しましょう!
4.すべてのデータを一ヶ所でアクセスする
データウェアハウス:宝箱?ゴミ箱?でご紹介させていただいた通り:データウェアハウスに必要な情報がすべて収まる日は来ません。そういうものなのです。あきらめてください。変化のスピードが日々加速する中、「すべてのデータを一ヶ所でアクセスする」ことを目的に「すべてのデータを一つの箱にきっちり収める」ことはもはや不可能なのです。より時代にマッチしたアプローチは、「データの置き場所はそのままに、一ヶ所からすべてにアクセスする」ことです。
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文章の力の入れ具合、原文との差からご推測いただけるかもしれませんが、私のイチオシは「3.もうスプレッドシートには頼らない」です。Domoのソリューションを多くの方にご紹介して来ましたが、確実に8割以上の方はスプレッドシートの妥協に陥っています。思い返すと私自身もこれまでの仕事ではいろんな業務システムをつかいながらも、最終的に自分の意思決定や会社への報告のために必要な情報をエクセルに統合していました。エクセルは慣れてしまえば使いやすく、どんな情報でも入れられる柔軟性を持っていますし、少し勉強すれば外部システムからデータを取り込むことやマクロで作業を自動化することもできます。
ただし、ビジネスデータの集約と視覚化、及びその情報共有とアクションを主目的とした場合、スプレッドシートは決して最適解ではないのです。Domoは単純にデータを集めて見えるようにするためのダッシュボードではなく、その先に起こる共有、議論、意思決定、そしてアクションのすべてをサポートするために作られたプラットフォームなのです。
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蛇足:私の新年の抱負は、このブログに少なくとも月に1回は投稿することです。昨年の後半から投稿頻度が著しく下がってしまい、ついに12月は未投稿で終わってしまいました。ウェブ解析データを見ると投稿頻度が下がってからでも書けば結構読んでいただいているようなので、引き続きがんばって書きます!
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